撮影スポット_2019年2月(5)


■2019年2月27日(水)

01_吾妻山公園_二宮駅

小田原駅最寄りの"万葉の湯"を6時前に出発し、JR東海道本線の二宮駅に6時半頃に到着した。日の出時刻はとうに過ぎてます。

菜の花畑のある我妻山公園(あづまやまこうえん)の入り口まで来ました。二宮駅から徒歩10分くらい。ここから山頂まで階段が続きます。

園内にある我妻山の山頂(標高136.2m)の様子。山頂にある石段のステージで地元の方が朝の体操をしていました。自分の影が映っていますが、腰の出っ張りは超望遠ズームレンズを付けたカメラです。


日の出時刻は過ぎていますが、まだ入射角度が低いため太陽光の赤味の強いです。肉眼では、太陽の明るさがこの程度だとして、同時に手前の芝生や樹木はもっと明るく見えたと思う。脳の補正だろう。

山頂から見える木々には野鳥のシメの集団がいました。朝日に照らされた相模湾を背景にシメの集団が居座る木々を撮影。

広角ズームレンズの画角を活かして、空を背景に逆光下の木のシルエットを撮影。木の隙間から漏れた太陽の光芒(光条)もいい感じ。当該レンズの絞り羽根枚数は6枚だから光芒もそれに対応しているようです。


さて、ここに来た本命である菜の花畑はこちらです。菜の花畑を一望できるこの場所から撮影。

一応、山頂なので景色も良い。小田原方面、ひいては箱根山の方角を撮影。薄っすらですが南方に真鶴半島も確認できた。残念ながら富士山は雲が多くて見えず。

焦点距離150mm(フルサイズ換算)で撮影。写真上部は相模湾に面する箱根山の裾野です。先週土曜日(2/23)に行った湯河原梅林はもっと南側です。


焦点距離600mm(フルサイズ換算)で撮影。手前の目立つマンションは、"ダイヤモンドライフ湘南"というシニア向け分譲マンションだそうで、富裕層向けのようです。

クロップで焦点距離1200mm程度での見え方にしました。先週日曜日(2/24)に訪れた小田原駅に程近い"御幸の浜"の突堤や海沿いを走る西湘バイパスが見えます。

我妻山の山頂の石段のステージから相模湾を撮影。雲の隙間から放射状の日差しが海面に届く様子です。


02_中河原梅林_下曽我駅

二宮駅から西側の国府津駅に行き、そこで御殿場線に乗り換え、内陸側の下曽我駅にて下車。下曽我は梅の栽培が盛んで、町一帯に梅林が見られます。

混乱せぬよう、まずは町にあった案内図で場所をチェック。下曽我駅の西側が中河原梅林、東側が別所梅林です。別所梅林の左下に原梅林というのもありますね。

中河原梅林の方面に行く際に通った住宅街ですが、住宅以外スペースには梅林があります。ウグイスの声も聞こえたのですが、姿までは見つけらず。


中河原梅林には瑞雲寺があり、そこにも梅林があります。メジロも多くいました。

瑞雲寺の梅林です。

中河原梅林の南側に向かうと"中河原ふれあい広場"と呼ばれる場所に来た。


さらに南側に行くと線路の踏切がある。東側にある下曽我駅ホームを撮影。

そろそろ別所梅林の方に向かうため、東に行きながら最寄りのコンビニを探す。

コンビニ発見。梅林に囲まれたコンビニです。


03_別所梅林_下曽我駅

下曽我小学校を過ぎた辺りの梅林でモズ♀がいました。地図で見る限り、この辺りは別所梅林の西側エリアのようです。

下曽我小学校を過ぎると、次第に別所梅林に訪れた花見客の自動車が増えてきた。

この辺りが別所梅林の中央のようです。剱沢川(つるぎさわがわ?)に架かるほりごめ橋です。別所梅林の案内図です。


ほりごめ橋を渡った風景。梅まつりということで、この先は出店もありました。

枝垂れ梅です。個人的には、梅の花は見るよりも香りを確認したくなります。

帰り道はこの田んぼの農道を通った。自動車の往来も少なくて歩きやすいです。写真は、別所梅林の方角を撮影しています。


望遠ズームレンズで別所梅林の方角へ向けて、田んぼの農道を撮影。望遠の方が圧縮効果も高まり、梅の花の満開具合を伝えるには有効な気がします。

途中で線路の踏切を渡り、再び先ほど歩いた田んぼの道を撮影。

下曽我駅のホームです。ここから御殿場線で内陸方向の松田駅まで行きます。出発後しばらくは車窓から中河原梅林を眺められます。


06_松田駅周辺_新松田駅

松田駅に到着。山には先日行った西平畑公園とあぐりパーク嵯峨山苑が見えます。

松田駅ホームより、超望遠ズームレンズの広角端(フルサイズ換算の焦点距離600mm)で、西平畑公園の階段の上にある広場のあたりを撮影。

同様に、西平畑公園のハーブ館です。


同様に、あぐりパーク嵯峨山苑の展望ステージの様子。

松田駅と新松田駅はすぐ傍にあります。松田駅ホームからの新松田駅を撮影。

新松田駅の近所の食品店に、ミモザの花が販売されてた。ミモザ、つまりアカシアの花ですね。


■2019年2月26日(火)

01_羽木根公園_梅ヶ丘駅

6時半過ぎ、東京都世田谷区にある梅ヶ丘駅に到着しました。平日ですが、まだ登校・出勤する人は少ないですね。

梅ヶ丘駅から徒歩5分で羽木根公園に到着です。この時期の梅の開花に合わせて、世田谷梅まつりを開催しています。

公園内には散歩をする人はいた。この通りにはせたがや梅まつりという旗があり、土日であれば出店やイベント等あるのかもね。


どこにでも見られるヒヨドリを撮影。このロウバイの黄色の花を丸ごとちぎって食べていました。そんなに美味しくはないと思う。

こちらも特に目新しさはないけど、梅の花の蜜を食べているメジロを撮影。やはり光が足りないのは残念ですね。

公園の上空を尾の長い鳥の集団が何度か通り過ぎました。鳴き声も特徴的でしたが、その瞬間に同定はできず。画像も暗いですが、シルエット的にはオナガの一種でしょうかね?


さて東京都内から離れて、神奈川県の小田原駅に来ました。ここから大雄山線に乗り換えます。

大雄山線の飯田岡駅にて下車。徒歩で小田原フラワーガーデンに向かいます。駅の傍の踏切にも看板出てました。

歩いてる途中に"おだわら諏訪の原公園"がありました。どうせなので公園内を通って目的地である小田原フラワーパークに向かいましょう。


おだわら諏訪の原公園の様子です。軽トラがある場所では、業者が池の水の入れ替え作業中でした。

おだわら諏訪の原公園内の木にカワラヒワの集団がいました。まだ自分の中ではカワラヒワはレアな存在でして、公園内を通過した甲斐がありました。

カワラヒワを超望遠ズームレンズの望遠端(フルサイズ換算で焦点距離600mm相当)で見たものです。色味が濃いのが♂、薄いのが♀なのだそう。


ホオジロがいました。初撮影です。曇りなので鮮やかな写真が得られない点は不満ですが、なんとか飛び立つ前にピントの合った写真を得られました。

公園内を進むと、小田原フラワーガーデンの温室が見えてきました。通りすがりのご年配が言うには、夏には温室でヒスイカズラが咲くのだそう。

温室の奥にはゴミ焼却場(煙突)が見えますが、温室はこの余剰熱の有効活用となります。ここに限らず温室がある施設には、焼却場が隣接することが多い。


今回のルートだと小和原フラワーガーデンの裏口から入る形になります。

入ってすぐの池にアオサギがいました。池の周囲にはスケッチを楽しむご年配が多くいた。アオサギ、梅の花、水面の反射など、組み合わせや構図を探して池の周囲を歩き回りました。

望遠ズームレンズで撮影。一番賑わっている感じが出てます。


温室のある中央広場です。自家製パンを販売する出店や施設内にも売店があったりと平日でも割と賑わってました。

小田原フラワーパークの正面入口から退出。正面入口に面した道路にあるバス停から小田原駅まで戻りました。

正面入口にミモザの黄色の花が咲いてました。ミモザはアカシアの総称なので、厳密にはギンヨウアカシアだと思います。


04_小田原城址公園_小田原駅

小田原駅の線路にユリが咲いていました。この時期に咲くユリとは…、それとも偶然温暖な場所なのか…。なぞ。

こちらも小田原駅の線路に生えていた植物で、紅葉のグラデーションがきれいでした。

小田原駅の海側の出口からでると、右側に小田原城が見えます。


小田原城址公園に入り、常盤木橋を撮影。

常盤木橋から菖蒲畑を撮影。6月に来れば、ここに6000株の菖蒲の花が見頃になるそうだ。今はその準備中だろう。

小田原城の本丸広場です。天守閣へは有料で登れますが、今回は登らず。


本丸広場に河津桜が一本ほど満開であったので、背景を瓦屋根にして望遠で撮影した。

 

本丸広場を抜けると"こども遊園地"があり、小さな鉄道が走っています。

ジョウビタキ♂です。鳴き声で近いなと思いつつ、しばらく見つけられなかった。アジサイのつぼみを足場にしてました。


小田原城址公園に隣接する報徳二宮神社の裏門です。幼稚園の遠足だろうか、子供達もいた。

境内にはおしゃれなカフェがありました。

報徳二宮神社の正門の方から出て、再び小田原城址公園へ。左の池は南堀です。


南堀にいたカワウです。

こちらはアオサギです。♂一羽と♀二羽でしょうかね。カモはヨシガモかなぁ。

公園内にある郷土文化館を見学。古い校舎のような内装でした。鳥の標本で、カワセミ、ヤマセミ、アカショウビンの3種がいた。アカショウビンはいつか撮りたい。


今回も小田原駅近くにある万葉の湯に滞在。平日なので空いており快適に過ごせた。いびきがうるさいとかも無かった。