撮影スポット_2019年3月(5)


■2019年3月26日(火)

01_皇居東御苑_大手町駅

15時半頃、皇居東御苑の本丸大芝生、特に大奥跡付近の桜の様子。満開なのは小彼岸、越の彼岸。江戸彼岸は今からです。

桃華楽堂の様子。花桃支那連翹日向水木が見頃です。

六義園に向かうため、平川門から出て竹橋駅に向かった。


02_六義園_本駒込駅

16時過ぎ、南北線で駒込駅に到着。ここから六義園の"染井門"に入園しました。花見期間以外の通常は、染井門は閉鎖されているそうです。

枝垂桜がライトアップされる17時30分以降は行列ができるかも…ですが、"染井門"よりも"正門"の方が混雑していないです。

"染井門"から入り、"正門"側の枝垂桜に向かう途中、オトメツバキ(乙女椿)が咲いていた。


"正門"側にある"さくら茶屋"です。

"正門"側の枝垂桜です。桜の周囲で多くの人が撮影していました。

同じく"正門"側の枝垂桜です。


枝垂桜にいたヒヨドリです。

枝垂桜にいたメジロです。

"正門"の反対側(吟花亭跡)にあるもう一つの枝垂桜。ライトアップ前(日没前)はまだ混雑してないです。


日没後のライトアップ。光の色が次第に変わりますが、カラフルな光の時の写真。

土の道に置かれた行灯と一緒に遠くの枝垂桜を撮影。

再び"正門"に戻ります。園内は土の道が多く、空気中に漂う土埃が行灯に照らされていました。


"正門"側のライトアップされた枝垂桜。

"正門"のチケット販売所。

"正門"の様子。"染井門"に長い行列の場合には、こちらからの入園がお勧めです。


■2019年3月24日(日)

01_皇居東御苑_大手町駅

皇居東御苑の本丸休憩所で2019年の皇室カレンダー(壁掛けタイプと卓上型タイプ)を買った。

■皇居東御苑の花だより:2019年3月22日

桜を撮影する目的で、朝10時過ぎに皇居東御苑の大手門に到着。

大手門付近にある枝垂桜は満開でピンク色の花を咲かせていた。この枝垂桜は、品種としては江戸彼岸だそうなので染井吉野よりも少し早く咲くようだ。

大手門では手荷物検査のため、観光客(多くは外国人)で行列となっていた。そこで、平川門の方から入りたいと思います。


竹橋方面に大手濠沿いに向かうと、平川門に架かる平川橋が見えてきます。

徒歩10分で平川門に到着。見るからに観光客は少ないので、すぐに手荷物検査をして入苑できた。

大手門では皇居警察4名で対応してましたが、平川門では1名です。観光シーズンは竹橋駅から入った方がいいですね。


まずは桜の開花状況です。

★天城吉野

"書陵部庁舎"の左側(天守台側)にあるアマギヨシノ(天城吉野)は満開です。

"桜の島"の本丸芝生側の天城吉野は満開です。左側の葉桜は、3月9日には満開だった椿寒桜です。

"松の大廊下跡"の本丸芝生側の天城吉野は満開です。


"緑の泉"にある天城吉野は満開です。奥に見えるのは"本丸休憩所"です。

"書陵部庁舎"の左側(天守台側)にあるアマギヨシノ(天城吉野)の拡大写真。

"桜の島"の本丸芝生側の天城吉野の幹にいたヒヨドリ。ヒヨドリは桜の花蜜も食べますが、今回は花に集まってきた蜂を捕らえ、桜の幹に何度か打ち付けた後に丸飲みしていました。


★薄毛大島

"桜の島"の中にあるウスゲオオシマ(薄毛大島)と名札のある桜です。

薄毛大島は、染井吉野と大島桜の自然交雑種とされる。

薄毛大島の名前の由来は、大島桜よりも葉柄が無毛か僅かに毛が見られる程度、ということだそうです。


★小彼岸、越の彼岸、江戸彼岸

"桜の島"の天守台側で、桜の品種リストが書かれたパネルの先にあるのがコヒガン(小彼岸)です。江戸彼岸と豆桜の交雑種とされる。

本丸芝生の"大奥跡"付近であり、ここには江戸彼岸、小彼岸、越の彼岸の3種類が開花していた。

こちらは"大奥跡"から少し離れて、"二の丸池"の藤棚の近くにある越の彼岸です。満開ででした。


"桜の島"の天守台側にあるコヒガン(小彼岸)です。

"大奥跡"付近にあるコシノヒガン(越の彼岸)です。

"大奥跡"付近にあるエドヒガン(江戸彼岸)です。こちらは小彼岸や越の彼岸よりも少し開花が遅く、今から開花するようです。


★山桜

こちらは本丸芝生とバラ園に囲まれた三つの島の一つで、ヤマザクラ(山桜)があります。葉が赤いため樹木全体が赤味が強いが、花の開花はまだ一部です。

山桜の拡大です。

同じく三つの島の一つ。こちらの桜も少し開花している。名札もないので品種は分からないが、山桜系だと思う。


★仙台屋

"緑の泉"の裏通りベンチ付近にあるセンダイヤ(仙台屋)と呼ばれる桜です。

仙台屋の拡大です。

空を見上げると、フジTVの報道ヘリが通り過ぎました。


★寒緋桜、琉球寒緋桜、寒桜、冬桜、十月桜

"本丸大芝生"の中央を横切る道路の両側にカンヒザクラ(寒緋桜)があります。前回来た時(2019年3月16日)にはまだ見頃でしたが、今回は花が散っていました。

同じ道路を振り返ると、青々と葉が茂ったリュウキュウカンヒザクラ(琉球寒緋桜)が2本見えます。前回来た時(2019年3月16日)も葉は目立っていたが、今回はほぼ花が散っていた。

写真右側からジュウガツザクラ(十月桜)、フユザクラ(冬桜)、カンザクラ(寒桜)です。現在、葉桜となっている寒桜は2019年2月16日に満開で、冬桜は2019年11月23日に開花していた。


桜以外の花の開花状況です。

"書陵部庁舎"の傍にあるカリン(花梨)の花が開花し始めていた。

"桃華楽堂"の近くにあるハナモモ(花桃)です。

"桃華楽堂"の近くにあるシナレンギョウ(支那連翹)です。


"二の丸庭園"の様子。

二の丸庭園の池に居るヒレナガニシキゴイです。

二の丸庭園の奥のシャガ(射干、胡蝶花)の群生地の様子。まだ一部のみが開花している状況です。


"二の丸雑木林"の小川の様子。小川の両脇にスギナが生えています。

二の丸雑木林にキブシ(木五倍子)の黄緑色の花が咲いていた。花は垂直にぶら下がり、幾何学的な形状です。

"二の丸休憩所"前にあるコブシです。


二の丸雑木林にいたエナガです。川で体を洗って枝の上で乾かしていました。エナガの右足にはタグが付いていました。

皇居東御苑内の白鳥濠に沿う道路の傍にあるカジイチゴの白い花が開花。

白鳥豪と道路に挟まれた芝生にいたツグミです。地面をつつき食べ物を探していました。


"本丸休憩所"の前にあるニワウメ(庭梅)です。

"ツバキ園"です。この辺りは道路の舗装が完成し、先週から通れるようになったそうだ。

平川門側から撮影した"梅林坂"です。梅の花はすべて散り、見頃の時期は終わってます。


モミジの赤い花のつぼみです。モミジに花のイメージはなかった。

二の丸庭園の様子。手前は菖蒲田であり、5-6月に向けて花菖蒲の株が既に植えられていました。

大手門から退出。


大手門を出て右側を見ると、瘤白鳥、川鵜、亀がいました。

大手門を外から撮影。道路沿いにある枝垂桜もぼちぼち咲いています。

大手濠沿いの枝垂桜。