■Nikon D7200の購入_20180915
2018年9月15日、レンズ交換式のデジタル一眼レフカメラ(APS-Cサイズ)であるNikon D7200を新品で購入した。D7200のネット購入価格で76,945円です(@Amazon,2018年9月15日)。購入時点ではNikon D7200は(撮像素子が)APS-Cサイズの中では準上位モデルであり、発売日はおよそ3年半前の2015年3月19日です。Nikon D7200のカメラ本体の写真は以下の通り。なお写真には別売りのハンドストラップとカメラ背面の液晶カバーを付けています。
Nikon D7200の正面。ボディキャップの装着状態。
Nikon D7200の背面。液晶画面は別売りで購入した液晶カバーを貼ってます。
■Nikon D7200の主な仕様
Nikon D7200の仕様の詳細はNikonのHPをご参照。
項目 | 概要 |
発売日 | 2015年3月19日 |
型式 | レンズ交換式一眼レフレックスタイプデジタルカメラ |
画像処理エンジン | EXPEED 4 |
レンズマウント | ニコンFマウント (AFカップリング、AF接点付) |
撮像素子 (イメージセンサー) |
23.5㎜×15.6㎜サイズCMOSセンサー ※ニコンDXフォーマット(=APS-Cサイズ) ※画角はレンズ鏡筒部記載の焦点距離を約1.5倍した見え方 |
有効画素数 | 2416万画素 |
総画素数 | 2472万画素 |
プレビュー機能 | プレビューボタンにより設定した絞りの見え方で事前確認可能 |
ライブビュー機能 |
液晶画面上で拡大してのピント調整が可能 ※画面タッチ式ではない。 |
ミラーアップ機能 | リモコンによる遠隔操作でもミラーアップ撮影が可能 |
シャッター速度 | 1/8000秒(最速シャッター)~30秒 |
ISO感度 | 100~25600 |
はやり要点は、Nikon D7200にはミラーアップ機能が搭載されていることです。これ以上の上位機種にはありますが、これ未満の下位機種にはないので注意してください。
画像処理エンジンでは、2019年1月末時点、最新のミラーレス一眼(フルサイズ)でEXPEED 6なので、Nikon D7200は2世代前となります。
■Nikon D7200の購入背景
既にフルサイズのNikon D610を持ちつつ、この度、APS-CサイズのNikon D7200を購入したわけですが、理由は以下の通り。
理由 | 概要 |
撮影機材を撮影 | このHPでも撮影機材を撮影してますが、これにはカメラが2台必要です。スマホカメラでは性能面で限度があるので、もう一台ほど一眼レフカメラが必要でした。 |
より望遠寄りの撮影 | もう一台買うカメラをフルサイズor APS-Cサイズかという選択肢がありますが、同じレンズを用いた時より望遠寄りの絵が撮れるAPS-Cサイズを選びました。 |
望遠で高解像度 |
撮像素子サイズが異なり、有効画素数が同程度なら、画素密度は撮像素子サイズが小さい方が大きい。つまり、精細な望遠画像が得られる。一方、感度の低下が予測されるデメリットがある。 |
撮影効率の向上 | レンズを複数持っていてもカメラが一台だと、撮影現場でレンズ交換が必要で撮影効率が落ちる。一方、持ち運ぶ撮影機材が重くなるデメリットがある。 |
「より望遠寄りの撮影」を以下のように具体例で説明する。
撮像素子サイズ |
レンズ鏡筒部記載 の焦点距離 |
撮影画角 (対角画角) |
画角に対応する 実質的な焦点距離 |
フルサイズ | 800㎜ | 約3° | 800㎜ |
APS-Cサイズ | 800㎜ | 約2° | 1200㎜ |
■Nikon D7200を選んだ理由_20180915
保有するレンズ資産がニコン対応レンズなので、それを活用するには自然に2台目もニコン製カメラとなります。
2台目は撮像素子サイズがひと回り小さいAPS-Cサイズ(DXフォーマットと呼ばれる)が欲しかったため、D3000系、D5000系、D7000系の3つの系列のから選びます。なおAPS-Cサイズのフラッグシップ機(最上位機種)としてD500があるが、これは高価なので最初から購入リストから除外しました。
さて右表のように購入すべきAPS-Cサイズ機種を絞り、最終的にD7000系のNikon D7200に決定した。
確認点 | 内容 |
ミラーアップ撮影 は可能か |
ミラーアップ撮影はNikon D500(フラッグシップ機)か、その下位機種である7000系に限り搭載さるため、7000系に絞られた。 |
価格面 |
D7000系は、最新版のD7500(2017年6月9日発売)であり、型落ち品のD7000(2010年発売)、D7100(2013年発売)、D7200(2015年発売)が狙い目です。 D7100とD7200の価格差が小さいため、割安さからD7200を選択しました。 ※2020年6月時点、D7500以外の新品在庫がないようだ。 |
余談ですが、付け番としてNikon D7200からNikon D7500へ飛んでます。これはフラッグシップ機Nikon D500の性能をある程度引き継がせながらより廉価に仕上げたという意味でD7500と命名されたようです。
■その後、気づき_20181027
追記:20181027
Nikon製の外付けストロボである「スピードライト」(ニコンでの呼び名)のフラッグシップ機(SB-5000)を購入したが、カメラから離して(オフカメラ)の電波方式を活用する場合には、最上位級機種(Nikon D500かNikon D7500)でなければ利用できないことに気が付いた。
Nikon D7200(約7.7万円)とNikon D7500(約9.4万円)の価格差は2万円前後なので、一つ上のクラスのNikon D7500でも良かったのかもしれないです。