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日記_骨伝導イヤホンの購入_20201208


■最近のスマホにはイヤホンジャックがない

最近のスマホは、無線イヤホンが前提でイヤホンジャックがない。そこで色々と無線イヤホンを選んでいた中、最終的に骨伝導イヤホンなるものを10000円弱で購入した。無線接続の方法は、ブルーテゥースです。※当初はネックスピーカーがいいかな…って探していました。

■骨伝導イヤホンの購入

購入品は海外ブランドのAftershokzの骨伝導イヤホン

フラッグシップ機は2万円くらい(第8世代技術搭載)ですが、購入したものは廉価版は第七世代の技術を使いつつ、1万円弱です。

以下、使ってみての感想。

着目点 解説
①耳の穴を塞いでも聞こえる音

■鼓膜3割、骨7割か?

空気伝導で聞く普通のイヤホンを外耳に掛けて音漏れが聞こえる状態にして、耳の穴を塞ぐと当然音は聞こえなくなる。骨伝導イヤホンを掛けて同じように耳の穴を塞ぐと、音は十分に聞こえる。頭蓋骨に反響して若干音はボケる。

骨伝導とはいっても若干、その振動で空気も叩くため普通のイヤホン程度の音漏れは発生している。主観的には、骨伝導イヤホンでは鼓膜で拾う音が3割、骨伝導で拾う音が7割って感じで、耳の穴を塞ぐと骨伝導で拾う音のみとなる。

②拷問に使うとやばそう

■直接、聴覚細胞を刺激

骨伝導イヤホンは耳を塞いでも音が響く。強制的に音を聞かせられるので、睡眠妨害の拷問ツールになる。

③インプット・チャンネルが増える

■鼓膜と骨のダブル・チャンネル

耳の穴を塞がないので、鼓膜のチャンネルは使われずに温存される。従って、骨伝導イヤホン使用中でも、普通に周囲の会話は鼓膜を介して聞こえるため、ながら作業向けだ。音にだけ没入したい人にはむしろ良くないかもしれない。

④耳の接触具合、使い心地

■姿勢・運動状態を問わない

骨伝導イヤホンではメガネ程度の接触で済むため、耳の穴を塞ぐことが嫌な人にとって良い。首や肩にかけるネックスピーカーも購入候補として検討していたが、聞く姿勢や運動状態に制約がない点ではこちらの骨伝導イヤホンの方が勝る。

⑤耳の疲れ

長時間使っていると、なんとなくコメコミ辺りに鈍痛が生じる気がする

⑥耳の渋滞

■耳が渋滞

メガネ、骨伝導イヤホン、マスクをした状態(3者面談)にすると耳が大渋滞となる。個人的には骨伝導イヤホンの性能を貶めるほどの問題ではない印象。

⑦難聴予防・対策

■難聴予防と対策?

鼓膜を使いすぎると難聴になる。老化で難聴になるといつの間にかテレビの音量を上げすぎて、家族にうるさいと言われるようになる。難聴の原因が、鼓膜に問題があるならば、骨伝導イヤホンの方が聞こえやすいかもしれない。

⑧音漏れ

骨伝導イヤホンは、大音量でガンガン鳴らすと結構、空気伝導由来の音漏れが大きいです。普通の空気伝導のイヤホンと同様に、骨伝導イヤホンでも公共の場では音量に気を付ける必要がある。