2019年6月前半、若鳥が親同伴で過ごす姿が見られ始めた。
①ハクセキレイ(白鶺鴒)の親子
2019年6月9日(日)、静岡県熱海の銀座で見た白鶺鴒の親子の様子。商店街の方が店の前に撒いたエサを食べている。若鳥の羽の色は薄く、エサを貰う姿は巣にいた頃とあまり変わらず、黄色の口を大きく開いている。
②ツバメ(燕、玄鳥)の親子
2019年6月10日(月)、静岡県熱海の来宮駅待合室で見つけた燕の巣。あえて人通りの多い駅改札入口のある待合室の中に巣を作ることで、カラス等の天敵からの攻撃を避けているようだ。
③ハシボソガラス(嘴細烏)の親子
2019年6月13日(木)、千葉県習志野市の実籾本郷公園で見た嘴細烏の親子。
④コブハクチョウ(瘤白鳥)の親子
2019年6月13日(木)、千葉県佐倉市のDIC川村記念美術館に行った。美術館敷地内に住む瘤白鳥が17年ぶりに雛を連れて歩く姿が見られたそう。2羽の瘤白鳥の成鳥が木陰にいる姿は見つけられたが、雛は見られなかった。
⑤スズメ(雀)の若鳥
2019年6月16日(日)、東京都千代田区の皇居東御苑で、単独行動する巣立ち間もない雀の若鳥を見た。若鳥は、嘴の付け根がまだ少し黄色で、羽が全体的に薄い特徴がある。
⑥ツバメ(燕、玄鳥)の巣立ち
2019年7月1日(月)、自宅近くの電線の上に巣立ち間もないの燕の若鳥が2羽ほどいた。翌日には、燕の若鳥は4羽に増え、近くには親鳥もいた。後日、近くの河原で沢山の上空を燕が飛び交う姿を見たが、どうやら若鳥が集団を作って飛ぶ練習をしているようだった。若鳥か成鳥かは、燕の尾羽の長さで区別できる。燕は夏鳥(夏に日本に飛来する野鳥)なので、秋にかけて日本が寒くなると、温かい南に飛び立つが、その準備期間だと思われる。
若鳥の近くで見守る親鳥。
団子状の塊となる燕の若鳥。