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日記_蔵書の整理・売却_20200929


①蔵書の整理

 読書は出口戦略と新陳代謝が大切ですが、その前準備として、現時点の蔵書の数量やジャンル区分をしっかり把握する必要がある。ここでは全体像が把握しきれていない大学生時代から徐々に買い足してきた蔵書の整理したい。降り積もった垢を落とす。

②蔵書整理の経済性について

 読書の効用を高める意味でも蔵書整理は重要ですが、ここでは経済性について考察する。蔵書は800冊程度(2020年6月末)であり、1室あれば十分に格納できる物量であるが、できれば専用の1室は欲しいとは思うだろう。だいたい蔵書の95%(=760冊)がその月に一度も読まれることのない状態であり、これらは死蔵書である。

 東京近郊の3LDKのマンションを賃貸で借りようと思えば、月に10万~12万円はかかる。蔵書を減らして2LDKにすれば家賃は7万円程度に引き下げ可能なので、月に3万~5万円程度節約でき、年間で36万~60万円の節約となる。

③蔵書の整理 (2019年9月21日~23日)

 これまで蔵書のジャンル区分を本格的にしてこなかったので、ジャンルを分類しながらの本の仕分け作業を行った。仕分けの結果、保管用の本は段ボール6箱分(全て満杯ではない)、売却用の段ボール2.5箱分(ほぼ満杯)となった。以下のように保管用の段ボールにはジャンル記載のポストイット・ラベルを貼り、ある程度余裕を持たせて詰め込んだ。この時はジャンルの分類方法を手探りで作っていったので、適当な感じだ。※後に図書館で利用される日本十進分類法(NDC)を導入し、ジャンル区分を再定義してホームページ上で本格的にweb本棚を作成している。詳細はこちら


蔵書の活用状況から本を次のように分類する。

・活性状態(Activate):蔵書のうちすぐに利用したい本

・不活性状態(Inactivate):蔵書のうち当面見ることはない本(死蔵書と呼ぶ)

・非保有状態(Separated):売却後で非保有となった本

基本的には、本を購入して活性状態となり、読み終わると不活性状態となり、最後に非保有状態となる。しかし蔵書が増えるという人は不活性状態が長く続き、非保有状態への移行が進まず、新たに購入する本が絶えずあることを意味する。蔵書を減らす要点は、いかにして不活性状態から非保有状態へ速やかに移行させるかにかかっている。

④蔵書の売却(1)

 2019年9月28日、最終的に売却用の段ボールは3箱になり、合計270冊となった。家にまで本の回収に来てもらえるネットオフを利用して売却した。


 売却用の本を含めると800冊くらい蔵書があったのようだ。1冊当たり800円で購入したと仮定して、800冊で約64万円。後日、ネットオフでの売却金額は約4408円となり、ほとんどが無料回収だったようだ。まぁこんなもんだ。

⑤蔵書の売却(2)

 その後、コツコツと本の仕分け作業を続け、さらに売却用段ボールは2箱ほど作られた。この追加2箱分は92冊ほどの本となるが、同じようにネットオフで売却した。売却金額は確か500円以下だったと思う。以上、売却した蔵書は段ボールにして5箱分(362冊)ですが、残った蔵書はまだ500冊程度はあるだろう。


 大学生時代から徐々に蓄積された蔵書800冊程度は、今回の蔵書整理によって500冊程度に減ぜられた。また同時に、蔵書をジャンル区分する作業も行い、ホームページ上で管理するweb本棚を作るつもりだ。詳細はこちら