· 

日記_HP作成ツール(Jimdo)_20200628


①Jimdoの利用

 ホームページ作成にはJimdo(ジンドゥー)を利用し、2018年2月から無料版(Jimdo Free)を開始した。その半年後にアップロードデータ量が無料版の上限(0.5GB)を越えそうになったため、2018年9月から有料版(Jimdo Pro)に移行(アップグレード)した。なお有料版のJimdo Proは月額1000円程度、使用可能サーバー容量は5GBである。以下、Jimdoを利用する際の気付きをまとめる。

②Jimdoにおけるホームページ機能とブログ機能の使い分け

 Jimdoにはホームページ機能(以下、HP機能)とブログ機能がある。両機能の特徴を言えば、HP機能は階層構造を作り、同じページを更新し続けることを念頭に使う機能である。よって常に更新を要する案内ページなどで利用する。一方、ブログ機能は単層構造で、どんどん記事(ページ)を追加していくことに適した機能であり、日記などに利用する。

 Jimdoを使い始めた当初、あらゆるページの作成をHP機能に頼っていたが、累積的にページが増えていく活動記録(例えば、撮影探訪の記事も)は階層構造の管理が無闇に煩雑になるため、ブログ機能でのページ作成に切り替えた。少しずつ過去記事もブログ機能で作り直そうかな…。記事をカテゴリー別に分けて俯瞰できる案内ページなどであれば、案内ページの中身を更新し続けるのでHP機能が適切であろう。最適だと考える使い方をまとめると次のようになる。

テーマ ブログ機能 HP機能
撮影探訪

観光地の個々の具体的な訪問記録は、ブログ機能を使って作成。

例えば、2020年9月下旬の訪問記録はこちら

ブログ機能には記事を管理する際に、カテゴリーを付すとよい。

ここでは撮影探訪というカテゴリーを作成し、付している。

ホームページのトップにリンク画像を貼り、リンク先に活動記録全体を俯瞰できる下層ページ(撮影探訪)を作成。

HP機能の階層構造としては、トップ>撮影探訪の2段階層となる。

撮影探訪のページでは、活動記録の全体像を把握しやすくするために時系列と探訪エリアから表を使って整理している。

蔵書管理 利用せず

ホームページのトップに蔵書管理に関する全体像を示す表(web本棚)を作成した。なお図書館のジャンル管理手法であるNDCに依拠することとした。

さらに具体的な書籍については、ジャンルごとに下層ページを作って管理している。発行年、書籍タイトル、著者、取得方法、保有状況、メモなどを表にして整理している。

年表 利用せず

ホームページのトップに年表の全体像を示す表を作成した。年表はジャンルと年代によって、下層ページにリンクを貼っている。例えば、2001年~2025年(21世紀第1四半世紀)の国際情勢に関する年表のページはこちらです。

この年表の作成目的は、自分が読む本の書籍から得られる知識や自分に生まれた問題意識を

日記

日々の気づきを日記としてブログ機能を使って作成。この記事自体がそれ。日記というカテゴリーを作成し、付している。

ホームページのトップにリンク画像を貼り、リンク先に過去に書いた日記の全体を俯瞰できる下層ページを作成。

HP機能の階層構造としては、トップ>日記の2段階層となる。

 基本的には、活動の全体像はHP機能で作成したページで管理し、具体的な個々の活動内容はブログ機能で作成したページにリンクで飛ばす仕組みである。

③Jimdoにおけるアクセス権限(閲覧権限)の機能

 現時点ではJimdoにおいてHP機能で作成したページは個別でアクセス権限(閲覧権限)を設定することができるが、ブログ機能では全体は設定できるが、個々の記事に対して設定することはできない。

 一応、解決策としては、Jimdo以外の別のブログサービスのうち記事毎に閲覧設定が可能な外部ブログを利用し、その記事へリンクで紐付ける方法が考えられる。例えば使い勝手が良いと思われるブログサービスとして、忍者ブログ(無料版でもよい)などが候補として考えられる。もしくは、多少は階層構造の煩雑さを我慢して、HP機能で作成するということも考えられる。

④Jimdo利用の際の留意点

留意点 説明
①アップロード画像のデータ量は低く設定

Jimdo作成のページでは、そこに掲載する画像データの低容量化を進める。最もサーバー容量を消費するのは画像データだ。ディスプレイ上で十分にきれいに見られる画像は、サイズを横500px × 縦333px、解像度を300dpi、ファイル形式をJPEGにすると、1枚当たりのデータ量は200KB前後になる。

Jimdo無料版で割り当てられるサーバー容量が0.5GB、毎月1000円の有料版(Jimdo Pro)では5GBであることを考えると、無料版では2500枚、有料版では25000枚を掲載できる計算となる。

2018年2月にJimdoを利用開始して、2年と少し経過した2020年6月末時点でのサーバー使用要領は1.5GBであり、全体の30%弱である。節約していけば、2025年まではさらなるアップグレードなく利用できるだろう。

②1ページ当たりのコンテンツ上限

Jimdoには1ページ当たりのコンテンツ数に上限がある。ここでコンテンツという用語は、Jimdoにおける専門用語であり、画像、文章、図表、カラムといったものの総称である。どうやら1ページ当たりのコンテンツ設置数が200を超えると警告文が発生するようだ。また閲覧者にとっても、一度に200以上の画像などがダウンロードされるのはデータ消費量の面で負担が大きいため、複数のページに分けた方がよいだろう。

撮影探訪では、基本的にカラムを多数設けて、そこ中に画像と解説する文章を入れ込んでいる。よって、22個のカラムを設置すると、22×3×3でコンテンツ設置するは198個と計算される。これは上限ギリギリである。