■縄文時代(16300年前~3000年前)
年 | 日本 | 海外 |
16300年前 |
土器、出現 青森県の大平山元I遺跡より出土の土器片。縄文の模様はなく、炭素年代測定により16300年前と判明。土器により汁物の調整も可能になり、効率的な栄養摂取が可能になる。 |
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12600年前 |
漆の枝、出土 福井県三方上中郡若狭町の鳥浜貝塚から、世界最古の漆の枝が出土。漆の木は帰化植物であり、古い時期から日本列島に自生していた可能性が指摘される。 |
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11000年前 |
氷期から温暖期へ 日本列島は現在のような四季のある温暖湿潤な気候に。海面の上昇により入り江が作られ、植物資源や海洋資源も豊富に利用できるようになった。 |
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10000年前 |
海面の上昇 ※縄文海進 急激な温暖化により海面上昇。現在より30m低い所まで上昇。古本州島は再び大陸と幅のある海で隔てられた。縄文人は航海術により壱岐や対馬を経由して大陸・半島と交流を継続。 |
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9000年前 |
漆器、出土 北海道函館市垣ノ島B遺跡より漆器の副葬品が発見。 |
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8000年前 |
日本列島の出現 約8000年前に現在の形の日本列島が現われた。 |
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6000年~ 5000年前 |
海面の上昇 現在よりも数mほど海面が高くなった。 |
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5900年~ 4300年前 |
縄文都市、三内丸山遺跡 約1600年間営まれた青森県にある三内丸山遺跡。栗の木の植林などの管理、遠方集落との交流網の形跡も見られる。 |
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5000年前 | 縄文人、瓢箪や荏胡麻を栽培開始 | |
3000年前 | 縄文人、本格的な水田稲作を開始 |