■2011年~2020年
西暦 | 人物・機関 | 国 | 出来事 (発見/発表/発明/現象) | メモ |
2012年3月 | 野村證券 | 日本 |
増資インサイダー事件、発覚 ※行政処分あり |
3月~5月にインサイダー取引の疑惑が相次いで発覚。6月29日に野村は調査結果を発表し、不正を認める。渡部CEOは報酬カットの処分を受けたが、引責辞任は否定。7月26日、渡部CEO辞任発表後、後任は永井氏となり「会社を根底から作り直す」と表明。8月3日、金融庁は野村に業務改善命令。 |
2018年12月 | 野村證券 | 日本 | SB上場の断行と利益相反 | SBG傘下の携帯会社SBの上場の主幹事証券であった野村は、上場計画策定直後の環境変化に関わらず売り出し価格の見直しをせずに上場断行。結果、売り出し価格を15%も割り込んだ。発行会社と関係する法人部門が勝り、断行したが売り先の個人投資家への損失発生への配慮はなかったのか、と利益相反の視点から厳しい目が向けられた。 |
2019年3月 | 野村證券 | 日本 |
市場再編の情報漏洩、発覚 ※行政処分あり |
3月に野村の従業員が東証の市場再編の情報を漏洩。5月24日、野村は調査結果を発表し、不正を認める。永井CEOは報酬カットの処分を受けたが、引責辞任は否定。5月28日、金融庁は野村に業務改善命令(プリンシプルベースの行政処分)。経営陣含む責任所在の明確化などを求めた。 |