③-1:レンダリング画面の説明


■MagicaVoxelのレンダリング画面の説明

 通常、アプリを立ち上げた段階は、モデリング操作ができる画面であり、画面左上にあるModelタブが選ばれている状態です。ここではレンダリング画面の操作を説明するので、Renderタブをクリックし、画面を切り替えます。サンプルデータとして、②-4で作成したスマホ(iPhoen6plus)を開きます。

 

■地面に埋まるモデルの調整

①モデルが地面に埋まっている状態

 サンプルデータを開き、モデリング画面からレンダリング画面に切替える(左上のRenderタブをクリック)と、以前作成したスマホが「モノリス」のように地面に埋まった状態で表示されていました。

②モデルの位置を調整する

 一旦、Modelタブをクリックし、モデリング画面に戻ります。右上の⇆(World機能と呼ぶ)をクリックすると、上図の画面となります。ここで、同様に地面に埋まっている様子が分かります。


③地面から引っ張り上げる

 中央のモデルのxyz方向の矢印をドラッグするとモデルを移動できます。今回は、地面から上に引っ張り上げるので、青色矢印(z軸方向)をドラッグして調整しました。

④調整後のレンダリング画面

 上図のようにレンダリング画面でも埋まらずに表示されるようになりました。

 Ctrl+Sで上書き保存しました。


■レンダリング画面の説明

画面の項目 説明
①Paletteツール

左側のPaletteツールです。こちらはモデリング画面と同様のものです。 

②Lightツール

左側のLightツールです。光源や影の設定ができます。

③Viewツール

左側下にあるGB,GD,Edge,Gridです。モデリング画面と同様のものです。

GD:地面を表示する ※色の変更可能

BG:背景(空?)の色を表示する ※色の変更可能

Edge:モデルの辺に線を表示する。※色の変更可能

Grid:1ボクセルごとのグリッドを表示する。※色の変更可能

④画像サイズ  
⑤画像エクスポートボタン  
⑥View Camera設定パネル  
⑦Matterツール 各ボクセルの素材設定を行える。
⑧Cameraツール

フォーカスや被写界深度の設定など、現実のカメラと同様の撮影設定が可能。