撮影スポット_2019年6月(1)


■2019年6月2日(日)

01_新宿御苑_新宿御苑前駅

 望遠ズームレンズをカメラに装着して、光学ファインダー越しに「かなりブレるなぁ」と思っていたら、レンズ鏡筒部のブレ補正のスイッチをOFFにしていました。ONに切り替えると、光学ファインダー越しに見えるフォーカススポットが非常に滑らか安定して動くようになり、ブレ補正の効果を実感しました。三脚撮影でブレ補正をOFFにしていたので、次いで手持ち撮影に切り替えると、こうしたミスをしたまま、しばらく気が付かないことがあります。

13時半、大木戸門から新宿御苑に入りました。ピンク色のサツキ(皐月)は至る所で咲いています。

今日は曇りで日差しがないため、散歩するにはちょうどいい気温でした。

チケット売場の左側の日陰に群生するドクダミ(蕺草)です。この時期、至る場所で蕺草が見られます。


レストハウスとタイザンボク(泰山木)。

泰山木の様子。白いお椀のような大輪が咲いているが、鮮度は低い。ただ、まだ蕾も多かったです。

下の方にある撮影しやすい花のうち、これが一番ましでした。


レストハウスの様子。

レストハウスの"中の池"側にあるニワナナカマド(庭七竈)です。別名、チンシバイ(珍至梅)。

庭七竈の拡大。匂いは独特で、自分としては"かつおだし"の香りがした。花と思うと違和感ありますが、お吸い物と思えばいい香りです。


こちらは蕺草の花です。葉の一部が紫色になっていました。

こちらも蕺草の花ですが、八重咲きのタイプです。よく見ると、八重咲きの白い花の一番下の花弁ではなく、白い葉でした。

蕺草の一重咲きと八重咲きの混合。八重咲きの蕺草の群生は、"ツツジ山"付近の暗がりにあります。


ツツジ山を登り、桜園地前の道路へ。スズメの集団の中に、飛ぶよりも跳ねることを好むスズメの子供が見られた。親と大差ないが、まだ親にエサをねだっていた。エサ取りの練習中なのだと思う。

千駄ヶ谷休憩所への道。キョウチクトウ(夾竹桃)の白い花が咲き始めています。

夾竹桃の白い花。


千駄ヶ谷休憩所を抜けて芝生広場へ。ナツツバキ(夏椿)を見つけました。

夏椿の花。まだ蕾が多く、これからのようです。これを望遠ズームレンズで撮影していて、ブレ補正OFFで撮影していた。

望遠ズームレンズのブレ補正OFFの中、なんとかシジュウカラ(四十雀)を多少のブレ程度で撮影。


日本庭園の方に移動。見えるのは、茶室の天翔亭です。

蕺草の葉にいたキンバエの仲間。

皐月と蕺草。


旧御凉亭(台湾閣)の望遠撮影。

日本庭園の皐月。

日本庭園の蕺草の群生。ここには1ヶ月前には、シャガ(射干、胡蝶花)が群生しており、写真にも射干のシャープな葉が見えます。


日本庭園にいた少し変わった鳴き声を出していたカラス。人のような鳴き声でした。背景はドコモタワー。

日本庭園にて上空を横切ったダイサギ(大鷺)。望遠ズームレンズによりAFで撮影。今更ながら、AFが使いやすいな…と感じた。

日本庭園の"上の池"にいたカイツブリ(鳰)。鳰は"ニオ"と読むそうだ。鳰は何度か見た来たが、声を聞いたのは初めでした。


日本庭園のボケ(木瓜)の実。

日本庭園のアセビ(馬酔木)の実。

アジサイ(紫陽花)の仲間の花。


ニワトコ(庭常)の赤い実。

"母と子の森"で見つけたヒメジャノメ(姫蛇目)。

同じく"母と子の森"で見つけたスジグロシロチョウ(筋黒白蝶)。


"母と子の森"で見つけたホタルブクロ(蛍袋)です。

ジュウガツザクラ(十月桜)が数輪ほど咲いていました。

次に、カンザクラ(寒桜)も数輪咲いていました。


ビヨウヤナギ(美容柳)の黄色の花。

旧洋館御休所を通り、大温室に向かいます。

大温室内のコエビソウ(小海老草)。


大温室内にぶら下がっていたヒスイカズラ(翡翠葛)です。

翡翠葛の拡大。原産地はフィリピンであり、受粉はオオコウモリがするそうだ。

大温室内のサガリバナです。既に鮮度が悪くなっていました。


大温室内のバナナです。沢山実ってました。

大温室内のハナキリン(花麒麟)です。

大温室内のクスダマジンジャーです。


大温室内のマダガスカルジャスミンです。柑橘系の香りが強いです。