01_新宿御苑_新宿御苑駅前
13時過ぎ、新宿御苑の大木戸門の入場口です。
大木戸門から入ってすぐに見られるヒマラヤスギ(ヒマラヤ杉)の球果が実っています。
この球果を拡大すると、樹液のようなものが纏わりついた状態であることが分かります。透明な樹液と黄色の樹液があるようですが、甘いのでしょうか?
泰山木の花は割と継続的に咲いています。これから咲く蕾もまだありました。
大温室や泰山木の間にある芝生にネジバナ(捩花)を見つけました。苑内にはもっと見栄えが良い場所があるようですが…。
大温室の脇にある沼風の水槽です。
奥には大温室が見えます。中央に枇杷の木があり、5月初旬には枇杷の実が多数実っていましたが、今はなくなっています。
枇杷の木の様子。
近くにあるホオノキ(朴の木)の実の様子です。だいぶ膨れてきて、今では巨大な"つくね串"みたいになっています。
イギリス風景式庭園のユリノキ(百合の木,半纏木、蓮華木、チューリップツリー)です。
同じくイギリス風景式庭園の芝生を低空で飛び回るツバメ(燕)の様子です。
拡大した写真です。シャッタースピードは1/1600秒で撮影しています。
同じく"中の池"の近くにヤエクチナシ(八重梔子)の白い花が咲ています。鮮度が下がった花は黄色に変色しています。
八重梔子の拡大写真です。
嘴の付け根がまだ黄色で、この春生まれた若いスズメ(雀)のようです。雀の寿命、期待余命は半年とされ、主な死因は猫、烏、猛禽による捕食です。
この時期に咲く似た2種類の赤い花が"中の池"に一緒に咲いていました。
こちらはカイコウズ(海紅豆)、別名はアメリカデイゴ(亜米利加梯梧)です。
こちらはサンゴシトウ(珊瑚刺桐・珊瑚紫豆)です。別名でヒシバテイゴ(菱葉梯梧)。海紅豆よりも鮮やかな赤色です。海紅豆とエリスリナ・ヘルバケアの交配種です。
"丸の池"にいたカイツブリ(鳰)です。この鳥は潜るのが得意なので、逃げる際に飛ぶより、潜って移動する方を選ぶようです。
千駄ヶ谷門近くの芝生広場に行く途中にあったカリン(花梨)です。緑色の実が大きくなっています。
千駄ヶ谷門近くの芝生広場にあるナツツバキ(夏椿)です。既にかなり散って、花よりも実が目立っていました。幹はツルツルしていて"サルスベリ"と呼ぶ地方もあるそうです。
同じく"芝生広場"にはモミジバスズカケノキ(紅葉葉鈴懸の木)もありますが、写真のように種の塊が球状にぶら下がってます。強い風が吹くと綿毛付きの種が無数の雪のように空中に舞っていました。
旧御凉亭に繋がる道を通過して日本庭園に向かいます。
今度は一重の普通のクチナシ(梔子)を見つけました。鮮度は低く、既に花の中央の実が大きくなっているようです。梔子の実はサンシシ(山梔子)と呼ばれ、漢方、調味料、香料、着色料に使われます。
日本庭園のエリアにジャガイモ(馬鈴薯)と思しき、花が咲いていました。
ジャガイモの花です。地下に普段食べるジャガイモが埋まっているのでしょう。ジャガイモは当然、花の後には果実もなるようですが、食べたことないですね。
日本庭園のエリアにあるボケ(木瓜)の実です。すくすくと成長しています。
新宿門の近くのヒマラヤ杉の上で見たハシブトガラス(嘴太烏)の親子?です。
新宿門の近くの紅葉葉鈴懸の木の上にいたヤマガラ(山雀)です。逆光だったので、山雀の色彩が見える水準まで露出を高めて撮影しています。背景は白トビしています。
新宿門から大温室に繋がる道の途中、まだビヨウヤナギ(美容柳)は咲いていました。
サービスセンター付近にあるソシンロウバイ(素心蝋梅)の様子。緑だった実は黄色く熟していましたが、触ってみた感じでは固いです。
大温室です。今の時期は内外の気温差・湿度さが小さいのでカメラやレンズは曇らず温室内を撮影しやすいです。
大温室内の熱帯睡蓮です。大温室のガラスの窓は開放されているので、外気と湿度や温度はそれほど変わりません。
タコノキ(蛸の木、露兜樹)の実が展示されています。左が完全に熟れた状態だと思います。構造はパイナップルのようですが、味は、パイナップルほど甘くはないそう。
気に付いている実ですが、熟すと自然に粒状の房が落ちるようです。