撮影スポット_2019年6月(7)


■2019年6月30日(日)

01_ほうとう不動(河口湖北本店)_河口湖駅

早朝、新宿駅の高速バスターミナルから出発して、1時間半かけて終点の河口湖駅まで来ました。天気は不安定で、富士山は雲で隠れています。

日曜日の10時半頃、既に駅前には観光客が沢山いました。今回の河口湖周辺に滞在中、見られた観光客の9割超は外国人だった…という印象でした。

河口湖駅にて2日間有効な周遊バス(赤青緑の3路線に利用可能)を1500円で購入し、目的地にはバスで移動します。


河口湖駅前にある"ほうとう"専門店のほうとう不動(河口湖北本店)でランチしました。

ほうとう不動(河口湖北本店)の店内様子。

ほうとう1人前(1000円)です。これは量的に2人で1つで十分だと思います。ほうとうはタンパク源(肉)がないので、副菜でモツ煮が欲しいところです。


2人で来ていたけど、本当に1人前分で良かったです。他のものを食べる余力を残して、次の目的地に向かえます。

完食。人気店なのですぐに店内は混雑していました。今度、河口湖周辺に来るときは普通に天ざる、肉うどんなどを食べたいです。


02_河口湖木の花美術館_河口湖周辺

バスで宿泊先(富ノ湖ホテル)に一旦、手荷物を預け、再度、バス(Red Line)に乗って河口湖木の花美術館に向かいます。写真は宿泊先前の道路です。

13時前、河口湖木の花美術館に到着。

美術館では、"猫のダヤン"の世界を楽しめる絵や小物を展示していました。ちょっと前、アニメをテレビで見たことがあったので、なんとな~く親しみがわいた。


美術館に入る前に河口湖の湖岸に行き、富士山を確認しましたが、曇っていて裾しか見えない状態です。

中央に見えるのは、河口湖大橋です。

小雨が降ってきたので、美術館に入ります。左側はカフェで、道側が美術館の入口です。


美術館内は撮影禁止でしたので、ここまで。お土産売場では、猫のダヤンのグッズが沢山ありました。

ダヤンが誕生したのは1983年らしく、思いのほか歴史があるキャラクターなんだな…と思いました。


03_山梨宝石博物館_河口湖周辺

14時頃、雨が降り続ける中、バスで山梨宝石博物館に向かいました。

疲れていたので、博物館に入ってすぐにカフェに入ってケーキセット(ケーキ+ドリンク)を平らげました。

宝石を取扱うためか、カフェのテーブルにさえ塵一つ見られませんでした。それもあって、この空間で飲む富士山サイダーも清涼感が素晴らしかったです。


こちらから展示室。非営利目的ならば撮影可能でしたので展示室内を撮影しました。

宝石(鉱物)ごとにガラスケースに入れられ展示されています。

トルマリンの展示です。複雑な組成式が書かれていますが、科学データとして結晶系も添えてほしいところですね。


簡易的にはXRFXRDにより、その鉱物の平均的な特徴が分かります。トルマリンという鉱物カテゴリーを決めるのは結晶系と化学組成ですが、微量元素の多寡や置換によって色彩が大きく変わります。

こちらはオパール。この色彩は構造色であるため、CDの裏や蝶の羽と同様のものであり、可視光波長レベルの周期的な構造がもたらしている色彩となります。

翡翠(ジェイド)、瑪瑙(アゲート)など個人的には少々地味な印象の鉱物で作られたとみられる屏風です。


こちらはアレキサンドライトです。特徴的な性質は、光源の種類によって色彩が変化することです。ただし、微量元素に由来する効果(現象)なので、他の鉱物やガラスでも同様の効果は置きます。

白熱灯下での色彩はご覧のように紫色であり、相対的に赤味が強いです。白熱灯自体に赤色の光が多いことが理由なようです。

同様に蛍光灯下でのアレキサンドライトは青味が強まります。白熱灯よりも蛍光灯の方が相対的に緑や青の光が多いことが理由なようです。


04_八木崎公園_河口湖周辺

16時過ぎ、バスも使えましたが、徒歩で八木崎公園まで向かいます。写真は河口湖大橋の富士山側からの風景です。

Googleマップ上では不確かでしたが、河口湖大橋の入口の両脇に歩行者用の階段がありました。

湖岸に沿って、西に歩きます。


次第に八木崎公園が見えてきました。

八木崎公園と地続きの六角堂です。対岸に小さく見える複数の三角形の白いテントは大石公園です。

望遠ズームレンズで、対岸の大石公園を撮影。


八木崎公園の湿地帯ですが、ここには野鳥が見られました。

アオサギ(蒼鷺)です。

河口湖周辺の花の開花状況は、都内よりも半月程度季節が遅れているようでした。写真は、ナツツバキ(夏椿)です。


夏椿の拡大写真。1枚の花弁はピンク色に染まり、花弁の手触りはしっかりしていました。

湿地帯にはオオヨシキリ(大葦切)がおり、ギョギョと鳴いていました。特徴的な囀りから別名、行々子(ぎょうぎょうし)と呼ばれ、夏の季語だそうです。

大葦切の拡大写真(1)。大葦切は日本では夏鳥(4-10月)で、生息地として葦原を好みます。日本の冬季には東南アジアなどに越冬するそうです。


囀る大葦切。口の中が黄色だとコヨシキリ(小葦切)、赤色だと大葦切という具合に判別するそうです。

八木崎公園の入口です。今はアジサイ(紫陽花)とラベンダー(薫衣草)が見頃です。『河口湖ハーブフェスティバル』にはここ八木崎会場と大石会場があります。

八木崎公園の入口付近には出店が多数ありました。6/30(日)に来ましたが、昨日の6/29(土)にはスカイランタンがあったそうです。


入口にあるカシワバアジサイ(柏葉紫陽花)です。品種はハーモニーだと思います。

柏葉紫陽花(ハーモニー)の拡大写真。

公園の中央の広場は丘になっています。奥には水色の紫陽花が咲いています。


園内の様子。

水色の紫陽花です。

ラベンダー畑の様子です。こちらは既に見頃が終わったエリアのようです。


こちらは富士山を背景に撮影できるスポットです。今回は天候が残念でした。

道の反対側にも撮影スポットがあり、こちらはラベンダー畑を一緒に撮影できます。

1株のラベンダーです。


ラベンダーの花の拡大写真。

こちらはヤマボウシ(山法師)ですが、ピンク色なのでベニバナヤマボウ(紅花山法師)と呼ばれる園芸品種でしょう。

上空にトビ(鳶)が舞っていました。河口湖周辺には比較的多く見られます。曇り空の逆光なので見えにくいです。


最寄りのバス(Red Line)の停留所まで来た道を戻ります。

河口湖の沿岸にイソシギ(磯鷸)がいました。名前に磯がつくので海辺に多いかと思いますが、実は海辺よりも淡水域で生活していることが多いそうです。


05_自然工房 石ころ館_河口湖周辺

17時半、この通りまで戻ってきました。この通りには、石ころ館河口湖ハーブ館山梨宝石博物館大池公園があります。

石ころ館の外観です。

石ころ館の1階は鉱物を使ったアクセサリーを販売しています。


06_富ノ湖ホテル_河口湖周辺

バスに乗り、18時前にはホテルに帰宅。

今日は朝から夕方まで富士山の頂上付近は雲にかかっていました。

エントランスの様子。