01_新宿御苑_新宿御苑前駅
13時半、新宿御苑の大木戸門から入りました。腹痛のためすぐに温室のトイレに駆け込みました。夏のみどころマップはこちら。
温室近くの丸花壇の脇に群生していたヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)です。また、開花前のオニユリ(鬼百合)もありました。
姫檜扇水仙の拡大写真です。
ホオノキ(朴の木)です。こちらは実を観察していますが、まだ熟していません。
朴の木の実の様子。固い表皮に棘があります。
中央休憩所が見える芝生からバラ花壇の方向を撮影。右側の高木はユリノキ(百合の木)です。
中の池にいたスッポンです。産卵期なので陸上に向かっているのかもしれないです。
赤松に絡みつくのはヤブガラシ(藪枯らし)です。どこにでも見られるブドウ科の蔓植物で、花蜜にはいろいろな昆虫が集まってきます。
奥には千駄ヶ谷門があります。あまりこの出入り口は使いませんが、JR千駄ヶ谷駅にはすごく近いです。手前はモミジバスズカケノキ(紅葉鈴懸けの木)です。
日本庭園に繋がる旧御凉亭の通りには、ヤブミョウガ(藪茗荷)が群生していました。写真は藪茗荷の花です。
藪茗荷の白い花です。
日本庭園には池の横で嘴細烏がパンの欠片を加えていました。嘴細烏は英語でCarrion Crow(死肉を食らう烏)ですが、実際には植物質を好むそうです。
パンを加える嘴細烏の拡大写真です。嘴の根元から先端側へ長い毛が伸びています。
パンと水を同時に口に含んで、飲み込んでいるようでした。
"母と子の森"と"西休憩所"の間のエリアにある沼地です。
沼から生えているハンゲショウ(半夏生、半化粧)の様子です。
皇居東御苑の二の丸池でも見たカエルです。トノサマガエルに近いですが結局、品種がまだ分かりません。
"母と子の森"エリアのヤブカンゾウ(薮萱草)です。
"母と子の森"の入口付近の様子です。こちらはオニユリ(鬼百合)が群生していますが、まだ蕾の状態です。
鬼百合の茎を拡大すると、黒い粒が付いています。これはムカゴ(零余子)と呼ばれ、一般に脇芽が養分を蓄え肥大化した器官です。米を一緒に炊き込む零余子飯というのもあるそうです。
新宿門の近くにあるタイザンボク(泰山木)の花です。まだ蕾があり、五月雨式に咲くため見頃は続きそうです。
再び、中央休憩所の方に向かいました。写真の奥が中央休憩所であり、手前には桜の木があります。
桜の木の下には、ネジバナ(捩花)が思いのほか多く咲いていました。あまり存在感はないので、見過ごしてしまいがちです。
捩花の拡大写真(1)です。前回来た際には、大木戸門付近でしょぼい写真しか撮れなかったので、今回の撮影には満足しました。
捩花の拡大写真(2)です。ちょうど日が差し込んできた瞬間を撮影しました。小さな蜂が捩花に来ていました。
16時前のレストハウスの様子です。
02_江戸川沿岸_妙典駅
月を撮影。まだ太陽が出ているので空は青いです。
江戸川の上空でまだ尾の短い若いツバメ(燕)が沢山飛び交っています。燕の小学校のような雰囲気で、この集団に成鳥はあまり見られませんでした。
川底に突き刺さったポールに止まっている若い燕です。若い燕の特徴は、羽や嘴の色が薄い、尾が短い、羽のモサモサ感、などでしょうか。
江戸川にいたアオサギ(蒼鷺)です。
ボート屋さんで見つけたオブジェです。なお、江戸川岸には野良猫が沢山いますが、これ以上増えぬよう近隣の方々が見守っているようです。
19時頃、コウモリが出始めました。一体、昼間はどこに隠れていたのか。
暗い中、ちょこまかと素早く動く中、ISO感度を6400まで引き上げ、シャッター速度1/2000秒で適当に撮影しました。その中でピントが合ったものです。