01_北の丸周辺(牛ヶ淵~田安門橋)_九段下駅
02_北の丸周辺(田安門橋~千鳥ヶ淵)_九段下駅
左側は田安門の土橋です。日本武道館や北の丸公園に行く人はここを左に進みます。
田安門土橋の牛ヶ淵側の斜面にはタチアオイ(立葵)が生えていました。トップの一輪だけ散らずに残っています。
立葵の花を拡大。立葵の花は下から順番に開花し、一番上の花が咲く頃には梅雨明けの合図とされます。
田安門土橋の前を通り過ぎ、千鳥ヶ淵へ向かいます。九段下公園は現在工事中であり、高灯篭をもう一つ設置するべく写真のように足場が組まれていました。
千鳥ヶ淵の様子。左奥は田安門の土橋です。千鳥ヶ淵には蓮などの水草は一切見られませんでした。
03_靖国神社_九段下駅
11時過ぎ、靖国神社の石鳥居です。境内マップはこちらです。
石鳥居を潜ると参道中央に大村益次郎の銅像があります。
参道北側エリアです。以前は工事中でしたが、樹木の新植や記念碑やオブジェの設置が完了したようです。
参道北側エリアです。遊歩道のようになっています。見頃は過ぎましたが、桜の周囲にクチナシ(梔子)が植えられていました。
参道北側エリアの"戦跡の石"という展示物です。
左の岩石の下のプレートには、レエテ島リモン峠と書かれています。
愛媛県の”さくら陶板"です。右上の黒いプレートには、都道府県名と連携している護国神社と遺族会が記載されています。
山田公夫さんの創作物だそうです。その青味からアルカリ釉薬をベースとした銅着色でしょう。結晶がきれいですが、何の結晶か不明です。
イスラーム時代(12-13世紀)のシリア製のイスラーム陶器がモチーフだと思います。銅の発色が青緑色なのは、アルカリ石灰釉薬をベースとしているから…かな。
九段下方面の第一鳥居(大鳥居)に向かって、参道を歩きました。
第一鳥居を潜り、大村益次郎の銅像の方角を撮影。
再び牛ヶ淵に戻るため、田安門橋前の歩道橋を渡りました。
04_北の丸周辺(牛ヶ淵~清水門橋)_九段下駅
牛ヶ淵の清水門の方角を撮影。清水門の方に向かいます。
りそな銀行がある十字路を右折し、牛ヶ淵に沿うように歩きます。街路樹には白い花が咲いており、複葉などをヒントに調べるとエンジュ(槐)だと分かりました。
槐の花です。葉や花は藤に似ています。槐の蕾を乾燥させると、槐花(かいか)と呼ばれる生薬で、止血作用があるそうです。
千代田区役所まで来ました。街路樹の槐の間にサルスベリ(百日紅)も配置されています。いずれもこの時期が見頃です。
望遠ズームレンズで遠方を撮影。ピンク色の花は百日紅です。
清水門に続く土橋です。土橋を挟んで左側が清水濠、右側が牛ヶ淵です。写真の手前に背丈のある草が数本生えていますが、立葵です。既に花は散って乾燥しています。
05_北の丸周辺(清水門橋~清水濠)_九段下駅
清水門の土橋から清水濠の方向を撮影しました。水草で全体が覆われており、遠くには蓮も見えます。
望遠ズームレンズで遠方の蓮のエリアを撮影しました。蓮の花も比較的見られます。なお、手前の樹木はセンダン(栴檀)であり、今は緑色の実が見られました。
蓮エリアまで接近しました。ここで、チョウトンボ(蝶蜻蛉)が少なくとも5匹生息していることが確認できました。皇居東御苑内よりは楽に見つけられます。
蝶蜻蛉は翅を上から眺めると青ベースの虹色に見え、蝶のように舞って飛ぶ姿からそう呼ばれます。
蓮の蕾に止まっている姿です。縄張りがあるようで、別個体が近づくと飛び立って追い払い、再びこの定位置に返ってくる…その繰り返しでした。
蓮の上を通り過ぎたアオサギ(蒼鷺)です。
06_北の丸周辺(清水濠~竹橋)_竹橋駅
清水濠に沿って竹橋方面に歩きます。
竹橋ジャンクションの下を通ります。
中央のアーチ状の橋が竹橋です。
竹橋前の歩道には、街路樹の槐の白い花が落ちています。
槐の花の拡大写真です。
07_北の丸周辺(竹橋~北桔橋門)_竹橋駅
竹橋から平川門方面を撮影しました。竹橋~平川門橋の間の濠の名称は、大手濠なのか、清水濠なのか? 公式見解かと思われる答えはこちらにありました。
竹橋の休憩スペースには、コブシ(辛夷)の樹木があり、ピンク色掛かった凸凹の果実が膨らんでいます。この凸凹した果実がコブシという名前の由来だそうです。
竹橋を渡り、北桔橋門(きたはねばしもん)へ向かいます。今回は北桔橋門から皇居東御苑に入苑します。
北桔橋門の方角を写した平川濠(1)。
北桔橋門の方角を写した平川濠(2)。
北桔橋門を望遠ズームレンズで撮影しました。