撮影スポット_2019年7月(6)


■2019年7月27日(土)

02_皇居東御苑_竹橋駅

北桔橋門に繋がる橋です。皇居東御苑の苑内マップはこちらです。

北桔橋門です。門の奥に見える石垣は、本丸の"天守台"の石垣です。

北桔橋門の橋から乾濠を撮影。本丸に近いためか、この辺りの石垣は高いです。


北桔橋門の傍にあるハゼノキ(櫨の木)です。

櫨の木の実は、薩摩の実とも呼ばれます。江戸時代に琉球王国から持ち込まれ、木蝋の採取が可能なようです。

本丸の大奥跡の方角です。大嘗宮建設中のため通行止めとなっており、書陵部の方から遠回りする他ありません。


右側の建物が書陵部庁舎で、奥には梅林坂があります。書陵部所蔵資料はこちら

書陵部庁舎の前にあるサンゴジュ(珊瑚樹)には、赤い実がなっています。

珊瑚樹の実です。秋までに実るこの赤い実がサンゴの宝石のようなので、珊瑚樹と呼ばれるそうです。


ジャコウアゲハ(麝香揚羽)の雌がいました。雌の背中型の翅は黄色です。

麝香揚羽の側面です。幼虫時代に貯めた毒を成虫でも保有しているため、捕食者は中毒を起こします。

梅林坂を下り、梅林エリアを撮影。写真の奥の道は平川門まで繋がっています。右の茂みにはクコ(枸杞)があります。


クコ(枸杞)の花です。そのうち杏仁豆腐の上に置く赤い実がなります。

"二の丸雑木林"の方に向かいます。

大嘗宮建設工事のため、汐見坂から本丸の方に向かうことはできません。


こちらは"二の丸雑木林"のヤマホトトギス(山杜鵑草)です。まだ数輪程度しか開花していないです。

"二の丸休憩所"の前にある庭です。"秋の七草"が揃って植えられています。

秋の七草の一つのキキョウ(桔梗)です。


"秋の七草"の一つのオミナエシ(女郎花)です。少しずつ背丈が高くなってきています。

女郎花の黄色い花です。

コブシ(辛夷)の実です。


こちらも二の丸休憩所の傍にあるナツツバキ(夏椿)です。白い花は散り、今は実が大きくなってきています。

夏椿にいたスズメ(雀)の成鳥です。

夏椿にいたスズメ(雀)の若鳥です。まだ嘴の付け根が黄色く雛の特徴が残っています。


"二の丸雑木林"を抜けて"二の丸庭園"に来ました。

"二の丸池"の周囲にはサルスベリ(百日紅)があり、今は主に白い花の百日紅が開花し始めています。赤い花の百日紅はもう少し先でしょう。

"二の丸池"には一匹だけチョウトンボ(蝶蜻蛉)がいました。カエルも多い池なので、増えにくいのかもしれません。


"二の丸池"の白い花の百日紅です。

百日紅の白い花の様子です。まだ蕾の方が多いです。

"二の丸雑木林"のオニユリ(鬼百合)があるエリアに向かいます。


"二の丸雑木林"の鬼百合のエリアです。見頃ですが、開花後時間が経ち、萎びている花も見られました。

鬼百合の花とナミアゲハ(並揚羽)です。

"二の丸雑木林"のキンミズヒキ(金水引)です。


番所や中之門を抜けて、本丸に向かいます。本丸の看板にハシボソガラス(嘴細烏)がいました。

中雀門です。

"緑の泉"エリアのミナヅキ(水無月)の白い花が見頃でした。


水無月の後ろにはゴンズイ(権萃)があります。

権萃の赤い実です。見た目が肉肉しく、心臓のようです。

権萃の後ろにはセンダン(栴檀)があり、実がついていました。


大嘗宮建設中であり、左側の富士見多聞やバラ園の方には通行止めで行けませんでした。皇居警察が見張り番をしています。

本丸の芝生広場には、フェンスで横一線に敷かれていました。皇居警察がフェンスに沿って見張りをしています。

右側の"本丸休憩所"の方はここで通行止めとなっていますが、"本丸休憩所"は利用できます。


"汐見坂"にあった現在の御苑内マップです。通行止め情報が記載されています。

"本丸休憩所"です。ここの休憩所のアイスボックスには、二種類のアイスがあるのですが、いつもMOW(モウ)を選んでます。

"本丸休憩所"から"果樹古品種園"に向かいます。


"果樹古品種園"です。左と右にそれぞれあります。左側は桃、梨、柑橘類があり、右側は林檎の類が植えられています。

"果樹古品種園"のヤカン(薬缶)です。桃のような実が実り、結構落ちています。

薬缶の赤い実にアカボシゴマダラ(赤星胡麻斑)が来ていました。黄色の口吻(ストローの部分)を傷んだ部分に突っ込んで果汁を吸っていました。


"果樹古品種園"の前にあるムクゲ(木槿)です。ちらほら花が咲き始めています。

木槿の花です。

木槿の花が開く前の蕾の花弁は、全体的に青色~紫色掛かっています。


"富士見櫓"の方で見つけたヤブミョウガ(藪茗荷)です。白い花だと思っていたものが、白い実になっていました。

藪茗荷の拡大写真です。実の色は、白→緑→茶→黒というように、次第に色が濃くなっていくようです。

ミズヒキ(水引)にオオシオカラトンボ(大塩辛蜻蛉)の雌がとまっていました。雄は腰のあたりが水色ですが、雌はご覧のように黄色です。


久しぶりに"本丸休憩所"の裏にある"展望広場"に来ました。すぐ下に白鳥濠があり、"二の丸雑木林"が見渡せます。

百人番所の広場です。大手門から出て帰ります。

左側は以前、"大手休憩所"だった場所ですが、今は工事中です。


大手門です。

大手門橋で撮影したカワウ(河鵜)が飛翔する姿です。AFモードは、コンティニュアスにしておくと良かったです。


メモ

 最後、河鵜が大手濠を低空飛翔しながら接近してくる際には、AF-Aモードで撮影していました。このAF-Aモードとは、AF-SモードとAF-Cモードを自動的に切換えるモードですが、接近する際のピンボケをあまり追えていませんでした。やはり、AF-Cモードに切り替えて、やった方が良かったのかな…と。