02_皇居東御苑_竹橋駅
北桔橋門の傍にあるハゼノキ(櫨の木)です。
櫨の木の実は、薩摩の実とも呼ばれます。江戸時代に琉球王国から持ち込まれ、木蝋の採取が可能なようです。
本丸の大奥跡の方角です。大嘗宮建設中のため通行止めとなっており、書陵部の方から遠回りする他ありません。
右側の建物が書陵部庁舎で、奥には梅林坂があります。書陵部所蔵資料はこちら。
書陵部庁舎の前にあるサンゴジュ(珊瑚樹)には、赤い実がなっています。
珊瑚樹の実です。秋までに実るこの赤い実がサンゴの宝石のようなので、珊瑚樹と呼ばれるそうです。
こちらは"二の丸雑木林"のヤマホトトギス(山杜鵑草)です。まだ数輪程度しか開花していないです。
"二の丸休憩所"の前にある庭です。"秋の七草"が揃って植えられています。
秋の七草の一つのキキョウ(桔梗)です。
こちらも二の丸休憩所の傍にあるナツツバキ(夏椿)です。白い花は散り、今は実が大きくなってきています。
夏椿にいたスズメ(雀)の成鳥です。
夏椿にいたスズメ(雀)の若鳥です。まだ嘴の付け根が黄色く雛の特徴が残っています。
"二の丸雑木林"を抜けて"二の丸庭園"に来ました。
"二の丸池"の周囲にはサルスベリ(百日紅)があり、今は主に白い花の百日紅が開花し始めています。赤い花の百日紅はもう少し先でしょう。
"二の丸池"には一匹だけチョウトンボ(蝶蜻蛉)がいました。カエルも多い池なので、増えにくいのかもしれません。
大嘗宮建設中であり、左側の富士見多聞やバラ園の方には通行止めで行けませんでした。皇居警察が見張り番をしています。
本丸の芝生広場には、フェンスで横一線に敷かれていました。皇居警察がフェンスに沿って見張りをしています。
右側の"本丸休憩所"の方はここで通行止めとなっていますが、"本丸休憩所"は利用できます。
"汐見坂"にあった現在の御苑内マップです。通行止め情報が記載されています。
"本丸休憩所"です。ここの休憩所のアイスボックスには、二種類のアイスがあるのですが、いつもMOW(モウ)を選んでます。
"本丸休憩所"から"果樹古品種園"に向かいます。
"果樹古品種園"です。左と右にそれぞれあります。左側は桃、梨、柑橘類があり、右側は林檎の類が植えられています。
"果樹古品種園"のヤカン(薬缶)です。桃のような実が実り、結構落ちています。
薬缶の赤い実にアカボシゴマダラ(赤星胡麻斑)が来ていました。黄色の口吻(ストローの部分)を傷んだ部分に突っ込んで果汁を吸っていました。
"富士見櫓"の方で見つけたヤブミョウガ(藪茗荷)です。白い花だと思っていたものが、白い実になっていました。
藪茗荷の拡大写真です。実の色は、白→緑→茶→黒というように、次第に色が濃くなっていくようです。
久しぶりに"本丸休憩所"の裏にある"展望広場"に来ました。すぐ下に白鳥濠があり、"二の丸雑木林"が見渡せます。
百人番所の広場です。大手門から出て帰ります。
左側は以前、"大手休憩所"だった場所ですが、今は工事中です。
メモ
最後、河鵜が大手濠を低空飛翔しながら接近してくる際には、AF-Aモードで撮影していました。このAF-Aモードとは、AF-SモードとAF-Cモードを自動的に切換えるモードですが、接近する際のピンボケをあまり追えていませんでした。やはり、AF-Cモードに切り替えて、やった方が良かったのかな…と。