AFエリアモードの設定


マニュアル書の記載ページ

Nikon製のD610マニュアル書

・p103:AFエリアモードを変更する

・p104:AFエリアモードの変更方法

・p104:AFエリアモードの表示について

・p104:3-Dトラッキングについて

・p105:フォーカスポイントを自分で選ぶ

・p235:a6:AF点数切り換え

 

Nikon製のD7200マニュアル書

・p82:AFエリアモードを変更する

・p86:AFエリアモードの変更方法

・p83:3-Dトラッキングのついて

・p85:フォーカスポイントを自分で選びたいときは

・p271:a7:AF点数切り換え

 

 参考:フォトマスター検定合格(平成30年度)

 

AFエリアモードの種類

 オートフォーカスで合焦する(ピントを合わせる)際に、フォーカスポイントをカメラがどのように選択するかを設定する。

AFエリアモード

対応AFモード

内容 使いどころ
カメラの種類 D610 D7200 AF-S AF-C AF-A
シングルポイントAF

選んだフォーカスポイント(1点)に対して合焦する。

※どのポイントを選ぶかは別途設定可能

 D610の場合、p105「フォーカスポイントを自分で選ぶ」

 D7200の場合、p85「フォーカスポイントを自分で選びたいときは」

静止被写体

撮影

ダイナミックAF

9点

9点

ダイナミックAFでは、選択した一つのフォーカスポイントから被写体が一時的に外れても、周辺のフォーカスポイントからピント情報を利用してピントを合わせる。

9点:被写体の動く方向が予測できる場合に効果的

21点:被写体の動きがランダムで予測しにくい場合に効果的

39点,51点:被写体の動きが速く、選択したフォーカスポイントでは捉えにくい場合に効果的

※39点と51点は、ぞれぞれD610とD7200の全フォーカスポイントの数。

陸上競技
21点 21点

フィールド

スポーツ

39点

(全数)

51点

(全数)

野鳥撮影
3D-トラッキング

全てのフォーカスポイント(39点または51点)を使って被写体を追尾する。

シャッターボタン半押しで合焦後、そのまま半押ししている間は被写体の動きを合わせて、フォーカスポイントを自動的に切換えてピントを合わせ続ける。

左右に動く

被写体撮影

オートエリアAF

 自動的に全フォーカスポイントから被写体を判別して合焦する。

AF-Sモード時点:

→合焦した全フォーカスポイントを約1秒間表示する。

AF-C,AF-Aモード時点:

→合焦した複数のフォーカスポイントを一瞬表示してから、主に使用するフォーカスポイント1点を表示する。

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AFエリアモードの変更方法

 AFモードボタンを押しながら、サブコマンドダイヤルを回す。

 

任意のフォーカスポイントを設定

 全フォーカスポイントは、D610で39ヶ所、D7200には51ヶ所あり、その中から自身でフォーカスポイントを選ぶことで、構図を自由に変えられる。

 

■AF点数の切り換え

 

カメラの種類 切り替えられるAF点数 マニュアル書
D610 11点

MENUボタン>カスタムメニュー>a6:AF点数切り換え (p235)

39点
D7200 11点 MENUボタン>カスタムメニュー>a7:AF点数切り換え (p271)
51点

 11点は素早くフォーカスポイントを選ぶ際に便利。39点(D610)、51点(D7200)は、それぞれ全フォーカスポイントを選択できるがキメが細かいが、素早い操作には適さない。

 

■フォーカスポイントの選択

①フォーカスポイントロックレバーのロックを解除する

②解除後、光学ファインダーを覗きながらマルチセクターによりフォーカスポイントを移動できる。

 また、OKボタンはフォーカスポイントを中央部に移動させる。

③フォーカスポイントを移動後、フォーカスポイントロックレバーをLの位置に回すと、フォーカスポイントをロック(固定)します。

 

※このフォーカスポイント設定は、フォーカスポイントを自動的に選ぶ「オートエリアAFモード」では機能しません。