AFモードの設定


■マニュアル書での記載ページ

Nikon製のD610マニュアル書

・p101:オートフォーカス

・p102:AFモードの変更方法

・p233:a.オートフォーカス

・p102:予測駆動フォーカスについて

 

Nikon製のD7200マニュアル書

・p79:オートフォーカス

・p80:AFモードの変更方法

・p81:予測駆動フォーカスについて

 

参考:フォトマスター検定合格(平成30年度)

・p10:オートフォーカス(AF)カメラ

・p11:AF(自動焦点調整=auto focus)

・p12:AF方式

・p12:位相差検出方式、コントラスト検出方式

・p12:測距センサー

・p12:中抜け

・p12:AFロック(フォーカスロック)

・p12:動体予測AF

 

■AFモードの設定

AFモード パネル表示

解説

AFサーボモード自動切り換え AF-A

静止被写体に対するAF-S、移動被写体に対するAF-C、を自動的に切り替えます。

AF-Aの場合、全押し時の設定は常にフォーカス優先のようです。

シングルAFサーボ

※静止被写体の撮影に適する

AF-S

 

 

①シャッターボタン

半押し時

自動合焦が完了し、フォーカスロックされる。ピント表示●が点灯します。シャッターボタンを半押しする度に、そのポイントで自動合焦が行われる。

※シャッターボタンの半押しはすぐに離していい。

②シャッターボタン

全押し時の設定

レリーズ優先 合焦状態に関係なくシャッターは切れる。

フォーカス優先

合焦完了までシャッターが切れない。

コンティニュアスAFサーボ

※移動被写体の撮影に適する

AF-C

 

①シャッターボタン

半押し時

自動合焦の完了後も、シャッターを切るまで自動合焦をし続けようとするモードです。

※シャッターボタン半押しし続ける間は自動合焦をし続ける。

②シャッターボタン

全押し時の設定

レリーズ優先 合焦状態に関係なくシャッターは切れる。
フォーカス優先 合焦完了までシャッターが切れない。

 上表のようにAFは、三つのモードがあり、実質的には静止被写体撮影に使うAF-Sと、移動被写体撮影に使うAF-Cの2種類です。

 AF-SとAF-CのAFモードでは、シャッターボタン全押し時に、「レリーズ」と「フォーカス」の優先を選択できる。

 

■AFモードの変更方法

 AFモードボタンを押しながら、メインコマンドダイヤルを回す。

 表示パネルはAF-A→AF-S→AF-Cと切り替わる。

 

■AFモードでの全押しシャッター時の動作設定

①AF-Sモード時の全押しシャッターの設定

 カスタムメニュー > a オートフォーカス > a2 AF-Sモード時の優先

レリーズ ピント状態に関係なく撮影優先でシャッターを切ることができる。
フォーカス  ピントが合うまで、シャッターボタンを押してもシャッターを切ることができない。

 

②AF-Cモード時の全押しシャッターの設定

 カスタムメニュー > a オートフォーカス > a1 AF-Cモード時の優先

レリーズ ピント状態に関係なく撮影優先でシャッターを切ることができる。
フォーカス  ピントが合うまで、シャッターボタンを押してもシャッターを切ることができない。