⑦-1:レリーズモードの種類


■マニュアル書での記載ページ

機種 Nikon D610 (フルサイズ) Nikon D7200 (APS-Cサイズ)
マニュアル書 ・p6:レリーズモードダイヤル

・p83:レリーズモード

・p241:カスタムメニューd5「低速連続撮影速度」

・p6:レリーズモードダイヤル

・p65:レリーズモード

・p273:カスタムメニューd2「低速連続撮影」

■レリーズモードの種類

 レリーズモードの種類の変更は、レリーズモードダイヤルロックボタンを押しながら、レリーズダイヤルを回して行う。

レリーズモードの種類

表示記号 内容
1コマ撮影 S

シャッターボタン全押しする度に、1コマずつ撮影。

※シャッターボタンの押下は手ブレの原因となるが、タイミングを取りやすい。

低速連続撮影 CL

シャッターボタン全押ししている間、

・約1~5コマ/秒で連続撮影(D610の場合)。

・約1~6コマ/秒で連続撮影(D7200の場合)。

撮影速度は、カスタムメニューd5(D610の場合)、d2(D7200の場合)にて設定可能。

高速連続撮影 CH

シャッターボタン全押ししている間、

約6コマ/秒で連続撮影。

※高速移動する被写体に使用すると便利

静音撮影 Q

1コマ撮影よりも静かに撮影。

①シャッターボタン全押し:ミラーアップと撮影 ※ミラーダウンまで進まない

②シャッターボタン全押し続ける:撮影後、すぐにミラーダウンされない状態を維持

③シャッターボタン半押しに戻す:ミラーダウンされる

静音連続撮影 QC シャッターボタンを全押ししている間、約3コマ/秒で連続静音撮影。
セルフタイマー撮影 時計記号

シャッターボタンを全押しするとセルフタイマーが作動し、設定した秒数後に撮影。

利点①:記念撮影など撮影者自身も撮影する際に便利 ※三脚必要

利点②:手持ち撮影の際、シャッターボタンを押し込むことによる手振れを抑制できる

リモコン撮影 リモコン記号

リモコン送信ボタンを押して撮影。

※基本的に三脚使用時とセットで利用し

※リモコンにより、セルフタイマー撮影、ミラーアップ撮影を併用可能。

利点①:ミラーアップ撮影との併用で、カメラブレの原因をほぼ抑制できる

利点②:セルフタイマー撮影の上位互換

ミラーアップ撮影 Mup

ミラーアップと撮影との間に時間差をつけることで、ミラーアップ由来のカメラブレを抑制。

※基本的には三脚撮影とリモコン撮影との併用で利用

①一度目のシャッターボタン全押し:撮影直前のミラーアップまで完了

②二度目のシャッターボタン全押し:撮影とミラーダウンまで完了