③-8:高倍率ズームレンズ


■高倍率ズームレンズの調査_200613

 2020年6月13日、高倍率ズームレンズがあれば便利だと感じて調査を始めた。最近の外出では身軽にしていて、APS-Cサイズのニコン製の一眼レフカメラ(Nikon D7200)標準ズームレンズ(TAMRON A09NII)の1対の組合わせを選ぶことが多いです。5m程度先にいる小鳥(雀くらい)の撮影時には、望遠端(フルサイズ換算では112.5mm)で撮影し、後から画像処理(トリミング拡大)していました。高画質を売りにしていない標準的な一眼レフカメラですが、それでもぼちぼち見れる程度には高画質なんだと実感していました。ただ10メートル以上先の野鳥の撮影では、撮影後の拡大処理でも野鳥の同定が難しいくらい粗くなり、そういう場合には高倍率ズームレンズがあれば、貴重な撮影チャンスをものにできたと感じます。これによって今まで希少な野鳥を2種類ほど取り逃したと感じています。

 廉価な高倍率ズームだと当然、焦点距離に応じてF値(絞り値、ボケ具合に関係)が変化し、総じて光の取り込み量が少ない暗いレンズとなります。ただ快晴の日であればF2.8で一定の標準ズームレンズは明るすぎ(対応としてF値を上げる等で困りはしないが)て、F値が3.6以上でもそれほど支障はないと感じます。またISO感度は800程度までならシャッター速度優先のために引き上げるのに躊躇しなくなり、これも経験値の高まりによる心の持ちようの大きな変化です(当初は潔癖症というくらいISO感度は100の低水準を維持してました…)。

 さて少し高倍率ズームレンズを調べると、各社は最近ミラーレス一眼向けの高倍率ズームを発売(タムロンは2020年6月25日に発売予定)しているようで、旧時代と言える一眼レフの高倍率ズームは果たしてどうでしょうか。価格ドットコムで条件指定して見ると、最も発売時期が新しいのはタムロンの2017年発売のAPS-Cサイズ専用のものですが、フルサイズに固執したいのでタムロンの2014年発売のものが第一候補となりそうです。焦点距離が28mm~300mmなので、APS-Cサイズの一眼レフカメラで使うと1.5倍の42mm~450mm(フルサイズ換算)となります。中古か新品かは価格次第で悩みます。あと高倍率では歪みが気になる…とのことですが、それによって標準ズームレンズに戻ってしまう程のものか、正直分かりません。